語りその1 夢ザナルカンドは天国 |
語ってもよろしいですかな?(笑) シンとエボン・ジュとザナルカンドの関係がよく分からないというみなさま、私もイマイチよく分かりませんが、最近めっきり少なくなりつつある灰色の脳細胞を総動員して世界観を推測してみました。 ジェクト父ちゃんとの最終バトルの際に、父ちゃんの背後にザナルカンドの街が広がっていました。この街を実はゲーム序盤でも見ることができます。シンに吸収されて次元移動中(?)のティーダが見るジェクト父さんはこのバトル場所とまったく同じ場所に立っています。ということは、あの場所はその場限りのファイトステージではなく、物語の早い時間軸からずっとそこに存在する固定した「場」であるということです。 そこで偽メイチェンこと私は仮説をたててみました。それは、「あのザナルカンドはシンの内部にある」という仮説です。 1000年前のベベル=ザナルカンド戦争で現世に希望を失ったザナルカンドの民人はエボン・ジュの呪によってみんな祈り子になってしまいました。そして争いも暮れも無い夢のザナルカンドを召還したのです。そしてそれを守る鎧がシンです。祈り子様と召還獣は一体一対応で存在します。ということは、ザナルカンドの市民はぜーんぶ祈り子様=死人である可能性が高いです。そう、ティーダも死人。ジェクト父ちゃんも死人。その他のみんなも全部死人。これが私の仮説であります。で、エボン・ジュはただその夢を召還するだけの存在になりながら延々と夢を維持しつづけているのです。あのムシムシ君な姿ではヒトとしての思考は残存しているはずがありません。というわけで、死人のアーロンは年をとります。なぜなら夢世界の法則は「死人が年をとりながら普通に生活する」だからです。(これはわたくしのオリジナル意見ではなく、たしかサーパラの掲示板でどなたかがおっしゃっておりました) シンはベベルへの抵抗と恨みをこめて街をぶちこわしてまわります。なぜやつが暴れまわるのか。わたくしは単純に「戦争を起こすような文明を壊してまわるのだろう」と思っていましたが、わたくしの友人が「シンはなんらかの理由で大量の死人の魂を異界に送り込むことが必要なのではないか」と述べておりました。なるほど、召還獣も魔物も死人もすべて幻光虫で構成されております。シンの内部には異界が存在すると言ってもさしつかえないでしょう。夢ザナルカンド=異界=天国。少なくてもアーロンにとってはティーダがいるから天国、というつっこみは脇におき、今日もシンは大量の命を自らの異界に送り込むわけです。 シンが夢の海を泳ぐ・・・というのは、もしかしたらシンがうたたねをしている時かもしれません。 それにしてもおそるべきはユウナレスカです。シンと究極召還の関係は、彼女のデキレースの可能性大です。父親と共謀したか父親を利用したか知りませんが、彼女がシンを倒すことでエボンの名は永遠に残ります。さらに彼女が「シンは倒せない。究極召還のみでしか」と言いふらせば、死の螺旋できあがりです。究極召還とは強大な召還獣を新たなシンとしてエボン・ジュへの贄として捧げる行為だからです。きっとゼイオンなんか、彼女に惚れたおしたところを利用されたにちがいありません。というわけで、彼女がすべての黒幕だとわたくしは確信しております。 ずいぶん長々と語ってしまいましたが、ひとえにスピラを愛しているからにてご容赦いただきたいと思います。 |
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