| 語りその3 死人とゾンビの区別はつけてくれやスク○ェア |
| 語ってもよろしいですかな?(笑) アルティマニアのおかげもあり、ようやく「死人」が、そして「シン」がどういう存在かわかりかけてきました。掲示板でも何度かオーバードライブして叫んでいましたが、ここにちゃんとまとめておくのも一興かと。 死人も召還獣もシンも幻光虫で構成されております(幻光体)。さて、幻光虫は、「想い」に反応して凝集して物質化するんですね。どうやら、スピラ世界では、「強い想いは残留する」、オカルト用語で言うところのアカシックレコードのようなシステム設定になっているらしいです。で、想いが「苦しい〜ウランでやる〜」になれば、オバケ・・・魔物になって、ヒトの形を失ってしまいますし、(某ベルゼルクのように、生前の欲望にあわせた形になるんですか!?)一見ヒト型をしていても、ギンネム様のように、ヒトの心を失ってしまい、パーティーに襲いかかる「死人」の方もおります。つまり、「死人」と「魔物」を分ける一線とは、ただただその思いがどれだけ生前のヒトに近しいか、ただそれだけでありまして・・・。シーモアやユウナレスカ様なんかは、自在にその姿をヒトから魔物に変えておりました。彼らはどうやら、強い意志の力でもって、幻光体を随意に構成しなおすことができたようです。 さて、ここで後見人です。後見人は、すごく、「人でありたい」という意志が強かったと思われます。彼は、ジェクトとの約束により、「ティーダを見守る」ために、10年存在します。ザナルカンドそのものが「夢」であったということをさしひいても、年をとりながらちゃんと「人」の生活をこなしていたというのは、イレギュラーではないでしょうか。彼はすごく「人らしく」己を見せかけておりました。ひとつには、やはりティーダの存在が大きかったと思われます。この小さな子供が彼を見ているという意識が、彼を現世につなぎ止めていた、と言えるでしょう。そして、ティーダのまでで「生きているふり」をしていた。それが無意識か、意識的にかはわかりませんが、「ごく自然に」年をとっていったのでしょう。しかし、「人間」が永遠にとどまり続けるためには、よほど強い「意志」が必要でしょう。後見人は、自分が「生者のふりをすることに疲れた」といっておりました。たぶん、彼は、「いつかは自分は人のふりをすることができなくなる」ということを悟っていたのでしょう。人でありたいと思い続けていたらしく。だから、最後にはユウナに送られていくことを望んだのかと。 お次は「シン」です。語り1で、「シンの中にザナルカンドがある」という仮説をたてましたワタクシですが、ゲーム2周目をプレイしていて、マイカのセリフでこれが当たっていることに気づきました。マイカ総老死、逝ってしまいます直前に、「シンは死せる魂を寄せ集めたよろい・・・鎧の中で召還し続けるエボンジュ」とちゃんとおっしゃっているではありませんか。バハムの祈り子が、「生き残った町の人と召還士みんなで祈り子になって、ザナルカンドの町を召還した」と言っていましたね。この召還士がエボンジュであることは間違いありません。エボンジュと街の人たちが真に維持しようとしているシステムは、実はザナルカンドの方で、シンはただのファイヤーウオールなんですね。そして、このファイヤーウオール、マイカの言葉によると「死人の魂でもって鎧を作る・・・」乗っ取られた究極召還獣(ただいまはジェクト)であり、召還獣を構成している大量の生命エネルギー、つまり幻光虫のことだと察せられます。シンは街を壊してまわりますが、これは「ベベル憎し」というエボンジュの怨念が空回りしているか、あるいは大量の死者を出して大量の幻光虫を異界に送り込むことで巨体を維持しているか、です。 バハムの祈り子など、ザナルカンドの夢の構成に参加していない、いわばフリーの祈り子達は、、ザナルカンドにアクセスすることはできますが、干渉することはできないみたいです。(干渉しつづければ、エボンジュに乗っ取られるかもしれませんしね。)夢を見続けることに疲れる・・・夢を維持するということは、ザナルカンドを維持するために多くの生命を奪い続けるということであり、祈り子だって、もともとは人の子ですから、1000年の虐殺(しかも、自らとめることができない)に疲れ切ったのかもしれません。自分たちが夢とともに消えないと、死の螺旋はそのままで。 これ、思いついたとき、恐かったですね。だって、「ティーダ(夢)自体がスピラの死の元凶」ですもん。もし、もしもアーロン、これに気づいていたら、(・・・いや、祈り子の間巡りの間に、きっと気づいたに違いない・・・)どんな思いになったでしょうか。彼は、10年前、スピラの死の螺旋を断ち切ろうとしていたのですから。でも、スピラが螺旋を断ち切るためには、ザナルカンド、つまりティーダが消える必要があるわけです。 どうでしょう、彼、「物語の始まり」から、これを知って「覚悟を決めろ」と言っていたのでしょうか!?それとも、物語の終盤で気づいて、苦悩したんでしょうか!?・・・「そのまま見守り続けようと思っていたが、ジェクトが迎えに来たから」ティーダを連れだしたんだよね、この人。友人が「『覚悟を決めろ』というのは自分にも言い聞かせているんだよ」とワタクシに言いまして、それ聞いて、泣きたくなりました。後見人ったら・・・。 後見人、ジェクト、ブラスカの義理を果たすために、そしてスピラの螺旋を断ち切るためには、「自分はザナルカンドを消す=シンを倒すための行動をしなければならない」と思い、覚悟を決めるのですが、ティーダには自らの目でスピラを見て、自ら選ばせたかったのではないかな、と思います。ジェクトが「覚悟を決めて帰らないことを決めた」のを見ていますから、その息子も、同じように「覚悟を決める」だろうと「賭」をしたのかもね。自分はあくまで歩き続ける。ついて来るも来ないも自由。だけど、生ぬるい嘘夢を否定してくれることを信じてみたかった。そして、半ば信じていた。 やっぱり、FF10って、ベースはせつなくて、かなしくて、救いがあんまりないのかも。 今日は特に思い切りナーバスに語ってしまったのですが、「スピラが好きです」というだけなので、ご容赦いただきたいと思います。 |
| BACK |